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アニメみたいに髪の色がカラフルな世界だったら

プリキュアや、他にも少し昔のアニメなんかだとキャラの区別をつけやすくする目的からか髪の毛の色がとてもカラフルである。


ピンクとか赤とか青とかすごい派手な髪の毛の色の人物が普通な感じで登場する。

現実でも髪を原色などに染めるオシャレはあるがそこまで一般的でもないだろう。


アニメの場合だとカラフルな髪はメインキャラクターのみで、サブキャラクターや通行人は黒色や茶色など普通の色が多かったり、男のキャラクターは女キャラより普通の色の割合が多いが、もし現実にもともとの髪の色が金(白)〜黒だけでなくもっとカラフルな色で生まれてくる世界だったらどんな感じか想像してみた。


まず、学校の女子グループなんかは髪の色が似た女の子で集まる傾向ができるような気がする。

黄色〜赤のグループと紫〜緑のグループに大雑把に分けられて、だいたい暖色系は明るいキャラ、寒色系は暗いとか個性派みたいに大雑把に括られることも多そうだ。


そしてピンクの髪の女の子はなんだか特別なポジションになるんじゃないだろうか。

生まれつきの髪がピンクなだけで可愛さ五割増しみたいな風潮ができてもおかしくない。

逆に男性だとちょっとコンプレックスになっちゃったりもする。


ピンクの髪の女の子はちょっと特別みたいな立ち位置で、育児サイトにも赤ちゃんの髪がピンクになるには妊娠中に何を食べたらいいかとか出てきそうだ。

そのため女の子で青とか緑の髪だと思春期に一度コンプレックスになったりしそうだ。

逆に髪はピンクなのにブスなのでからかわれて辛いとかそういう悩みも出て来るだろう。

ピンク至上主義は昔の話で今は寒色系の髪が魅力的だとかそういう風潮も作られつつあって、寒色系の髪のモデルとかが憧れの対象になったりする。


寒色系でも薄いパステル系の水色とかミント色みたいな感じだと、濃いオレンジとか濃い赤よりかわいいみたいな風潮もあるかもしれない。

ピンクでもビビッドピンクだと、ビッチっぽいとか頭が悪そうに見えるみたいなネガキャンもあると思う。


男の場合は逆で、寒色系でビビッドな色の方が男らしくて良しとされるだろう。


異性の好みに髪の色という項目が普通に存在して、出会い系サイトには髪の色が入力の必須項目になってたりするかもしれない。ピンクの髪のブスと緑の髪の美人ならどっちがいい?とかの質問もありそうだ。

またピンクの髪を好む男性は自分に自信があるリア充とか、キモオタは寒色系の手の届きそうな女の子を狙うとかもあるだろう。


なんとなく女性で異性の髪の色にこだわりを持つ人は男性よりも少ない気がする。


寒色系で濃い色=男らしいとか暖色系で薄い色=女らしいとかでモテに直結したりする。

その風潮はジェンダーイメージと色のイメージの結び付きで性的役割の固定化とかで文明が進むにつれて徐々に薄まっていくため、人気の芸能人やモデルなんかの髪の色の傾向でその国や地方のジェンダーリテラシーレベルを測定したりしてそうだ。


GAPやベネトンやアバクロなんかではわざと薄いピンクの髪の男性モデルや、濃い緑の髪の女性モデルを起用したりもありそうだ。


髪の色で血液型みたいな性格傾向の分析占いみたいなのがたくさんできるだろう。


黄色の髪の人は外向的で明るいとか、紫の髪の人は個性的だとか、薄い髪の色だと周りに合わせる性格で、濃いと我が道を行く性格とか、補色同士は相性が悪いとかの色のイメージに短絡的に人格を結びつけたものでも、星座や血液型と違って一目で判断がつくためまわりにそういう性格として扱われやすく、ある程度は髪の色で本当に性格がわかったりもしそうだ。

それによって仕事によって髪の色の傾向が偏りやすいとかそういうこともありそうだ。

銀行員は青系の髪が多いとか、お笑い芸人は黄色系が多いとかそう言う感じだ。


金とか銀とかだと別に普通の人でもなんだか特別な人なんじゃないかという印象を持たれたりして、そのせいで破滅したりする人も出てきそうだ。


逆にこの色の髪だからこんな感じの性格かと思ったら全く違ったとか、こういう髪だから違う性格だと誤解されて辛いとかで悩む人も多そうだ。


議員なんかだと、自分の髪の色に合わせてイメージ戦略がマニュアル化されてたりもするかもしれない。


髪と性格イメージが結びつきやすい社会だと髪を染めることは違法でなくてもものすごい嘘つきで、信用できない人物だと思われることもあるだろう。

国によっては髪を染めることは違法の国もありそうだ。

特に違う色なのにピンクに染める女の子とかは詐欺だとか言われそうだ。


しかしそういう風潮は息苦しいのでインスタなんかで#hairdyeing みたいなタグが爆発的に流行ったり、毛染めを告白するアメリカとかの有名人とか出てきたり、髪を染めなくても自分の髪の色のタグをつけて髪の色のステレオタイプとは違う行動をしている写真なんかが流行ったり、問題提起されたりしそうだ。


髪の色は一目でわかるので、ナチスみたいな政権がでてきた国ではその国の政策にそぐわないイメージの色の髪の人を迫害したりすることも起こりそうだし、そういう歴史があった場合髪の色で相手を差別したり、決めつける人は髪の色差別主義者のような言い回しで批判されるのかもしれない


色の呼び方に対しても今より慎重になるだろうし、今までの世代だと紺色の髪がコンプレックスだったけどミッドナイトブルーとかの言い方が定着した世代だと紺色でもコンプレックスではなくなったり、逆に罵倒語のような色の言い方も増えるだろう。


また、人間に黒はありふれた色だが、こういう世界だと黒は一種特別な色で、ある地域ではものすごい迫害をうけたり、逆に神聖視されたりもするのかもしれない。

中二病のあるあるに髪を黒に染めるとか入りそうだし、メタルやビジュアル系の人はは黒色に染めたがるだろう。


服の色なんかも今よりもものすごくたくさん種類ができそうだ。

ファッションでも緑の髪に赤い服はセンスが悪いとか紫の髪に紫の服も変だとかのルールがあって自分の髪に合う服を選ばなければならないので流行のサイクルは遅くなるだろう。

制服を採用する機関も少なくなると同時に、特定のイメージの髪の色に調和する制服を採用して、特定の色を集める集団なんかも出てくるだろう。


髪の色が同じようなには親近感が湧きやすいため友達や恋人が同じ髪の色ばかりの人が出てきたりもしそうだし、この髪の色しか入れない会員制のバーとかもでてきそうだ。

家族で一人だけ髪の色が違う悩みもありふれていそうだ。

指名手配犯も髪の色が公表されるため、髪の色と犯罪率の関係なんかをこっそり調べる人も出てくるだろう。


特定の髪の色に良いイメージがある場合、兄弟感での扱いの差に悩んだり、この髪の色だからと期待されて結果エリートになる人もいれば、挫折して立ち直れなくなる人もいたりしそうだ。


男性の髪の色と年収の関係ようなコラムもたくさんありそうだ。

歴史上の人物の髪の色一覧なんてのもあって、それを見て自分の色の項目を見て、同一視してしまう人もいるのかもしれない。


そういう世界では髪がすべて白髪になった頃、やっと人の分類が無意味だと悟るのだろう。そんな気がする。